福島での交流レポート①

4月に、いずみ市民生協さんのボランティアバスで、福島の親子を福島県内の安全な保養施設に招いて、一緒に宿泊し、交流するプログラムに三回か参加してきました。

「震災後
2年たって、始めて子供を外で遊ばせる事が出来た。」
と毎回言ってもらえます。

福島のお母さん達は、いつも子供と部屋に閉じこもり、ものすごいストレスを持って生活されています。

子供をどうしても虐待してしまうという、お母さんもたくさんいらっしゃいます。

「この保養プログラムに参加してなかったら、子供を殺してしまっていたと思う」
という、お母さんもおられます。


小学生の子供の悩みは何かと聞くと、「将来子供を産む事ができるだろうか?」と言う、哀しい悩みをもってます。


また、ほんとうに、若い福島の女性が結婚を断られるというのが、本当に現実として、あるようです。
特に、県外の人から、福島のお母さん達は、「劣悪な環境で子供達を育てて、子供達を虐待している」と言われるているのが、凄く辛いようです。
何も悪い事をした事もなく、どうしようもない事なのに、哀しいです。


次回
6月に訪問予定です。


自分達は、長年にわたり、原発の一番の恩恵を受けてきたと思います。
何のリスクも無しに、安い電力を利用させてもらってきました。

その原発で苦しんでおられる方が今すぐそばにいます。
しかし、どうする事もできません。

本当に自分の無力さが嫌になってきます。
自分の出来ることは、何もないのですが、一緒に寄り添って行こうと思います。


(まめっち)